オークランドでの都市生活を終え、ニュージーランド北島の小さな町へ移動しました。
行き先は、キウイフルーツの町として知られる テプケ(Te Puke) です。
ワーホリの定番とも言われるキウイ工場の仕事。
「本当に稼げる?」「きつい?」「英語はどれくらい必要?」「田舎生活は不便ではない?」
今回は、テプケでのキウイ工場ワーホリ体験と、小さな町でのリアルな暮らしを紹介します。



テプケとは?NZワーホリで人気の“キウイの町”
テプケは“キウイフルーツの首都”と呼ばれる町です。
徒歩30分ほどで端から端まで歩ける規模で、観光地のような華やかさはありません。
しかし、生活の温度が近い町です。
カフェで買ったフラットホワイトを公園で飲む時間。
春に咲く桜。
静かな夕暮れ。
都会とは違う、ゆるやかな時間が流れています。









ある日の休日、カフェで買ったフラットホワイトとラズベリーブラウニーを公園に持ち出し、ただ空を眺めながら飲んだコーヒーは、オークランドで飲んだどの一杯よりも美味しく感じました。









Big Bake Bakeryの$3ハンバーガーは、庶民の味の象徴。
噛めば噛むほどパンの甘みが広がって、「安くても、本当に美味いものは美味い」
そんなことを教えてくれた一品でした。






キウイ工場は本当に稼げる?時給・収入の現実
テプケに来た最大の理由は、キウイ工場で働くことでした。
紹介されたのは Travelyan’s。
ワーホリ勢が多く働く大手パッキング会社です。
ニュージーランドの最低賃金ベース(※年により変動)で、週5〜6勤務なら生活費は十分カバー可能。
ただし。「短期間で爆発的に貯金」は難しいですが、
生活費+少額貯金は十分可能、というのが現実的なラインです。
私の担当は Repac(リパック)。
コンベアを流れる箱を取り、キウイを1つずつ検品する単純作業。
想像以上に地味で、想像以上に集中力が必要です。
初日は正直、「辞めたい」と思いました。
男性は主に Stucker(スタッカー)!重い箱を積む体力仕事です。
英語力はどれくらい必要?
結論:最低限で大丈夫。ただしゼロでは厳しい。
朝の説明会は早口でほぼ理解できませんでした。
しかし作業は実践型。やりながら覚えられます。
必要なのは、指示を理解できる最低限のリスニング力と困った時に質問する勇気です。
語学よりも「適応力」と「継続力」が問われます。





キウイ工場でのワーホリのメリット
1つだけ挙げるなら、生活コストが抑えられる環境です。
毎日キウイやアボカドが無料でもらえる。
果物の甘さが、疲れた体に沁みる。
また、小さな町なので誘惑が少ない。
結果的に出費が減ります。

図書館とマーケットで感じた穏やかさ
テプケの図書館は、小さな町とは思えない広さと設備。
無料Wi-Fi、開放的な読書スペース、そして本の販売は1冊$1。
週末のマーケットでは、車のトランクを開けて商品を販売する“トランクマーケット”が開催され、古着・フルーツ・手作りクラフトなど、素朴だけどワクワクする世界が広がっています。
どこに行っても花が咲き、道端には小さなアート。
都会では感じられない “時間のゆるさ” が、ここにはありました。






週末の楽しみ|タウランガで少しの贅沢
週末に少しだけ贅沢するなら、車で20分のタウランガ(Tauranga)へ。
大都市ではないけれど、大きめのショッピングエリアや多国籍レストランが並びます。
ある日、家のオーナーの知り合いが釣ってきた魚を持ち込み、その場で調理してくれるローカル中華へ連れて行ってもらいました。
巨大な回転テーブルを皆で囲みながら食べたあの味は、日本のどんな外食とも違う、ニュージーランドの“暮らしの食卓”そのものでした。
食後のケーキは濃厚で、素朴で、ニュージーランドのスイーツ文化の底力を静かに感じる一皿。
田舎だからこそ、食の一つひとつが丁寧なのかもしれません。















まとめ
今回は、テプケでのキウイ工場ワーホリ体験と、小さな町でのリアルな暮らしを紹介しました。
華やかさはありません。
けれど、心が静かに満ちていく生活があります。
テプケを選ぶかどうかは、「どんな1年を過ごしたいか」で決まります。
もし今、都市生活に少し疲れているなら。
自然の近くで、自分のペースを取り戻したいなら。
テプケという選択肢を、ぜひ一度真剣に検討してみてください。







