入浴不可の温泉地 ― ロトルアの地熱地帯と、森に包まれた午後|2泊3日オークランド発アクションツアー③【NZワーホリ旅行記㉘】

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アクションツアーの旅もいよいよ終盤。
この日はロトルアで、午前と午後に分かれたオプションツアーに参加しました。

目次

オプションツアー一覧

🌋 午前の部

🌲 午後の部

  • ZORB(ゾーブ体験)
  • Skyline Gondola & Luge(スカイラインロトルア)
  • Whitewater Rafting(カイツナ川ラフティング)
  • Farm Show(アグロドーム)
  • Redwood Forest(無料/森の散策)

私は午前にワイオタプ(Wai-O-Tapu)、午後にレッドウッドフォレストを選びました。

午前:地球の鼓動を感じる ― ワイオタプ・サーマルワンダーランド

Wai-O-Tapuとは、「神々の創った地熱の楽園」と呼ばれる、世界有数の地熱地帯
硫黄の香りが立ち込め、100度を超える温泉が地表を沸き立たせています。
もちろん“入浴不可”。見るだけの温泉郷です。

🔥 主な見どころスポット

  1. Devil’s Home
  2. Rainbow Crater
  3. Thunder Crater
  4. Devil’s Ink Pots
    …(途中のポイントを抜粋)…
  5. Alum Cliffs
  6. Frying Pan Flat
  7. Oyster Pool
  8. Sulphur Cave
  9. Lake Ngakoro Waterfall
  10. Native Bush Walk
  11. Sulphur Mounds
  12. Champagne Pool(最も有名)
  13. Inferno Crater
  14. Birds Nest Crater
  15. Sulphur Cave
  16. Devil’s Bath

🗺️ 散策の様子

チケット購入時に地図が配られ、番号に沿って散策します。
途中、地面からは湯気が立ち上り、「地球って生きてるんだな」と感じるほどの熱気。

途中の分かれ道では、右に行けば泥の池、左に行けば蒸気の谷。
全てが自然そのままのスケールで広がっていました。

Lady Knox Geyser ― 一日一度の間欠泉ショー

ワイオタプを歩く前に立ち寄ったのが、Lady Knox Geyser(レディ・ノックス間欠泉)

こちらはワイオタプ本体とは別の場所にあり、車で5分ほどの距離。駐車場完備です。

一日一回のショータイムには、観光客がぎっしり。
司会の女性が粉状の“ソープミネラル”を間欠泉の口に入れると、ゆっくりと水面が泡立ち、そして――

💨 どばーん!!!という轟音と共に蒸気が空に吹き上がりました。
自然の力を人工的に引き出すこの儀式は、まるで“地球と人間の共同作業”。

前方で見たい方は早めの到着がおすすめです。

間欠泉を見た後は、すぐ近くのMud Pool(泥温泉)へ。
地面から「ボコボコ…」と泡を立てる泥の池。
まるで地球が息をしているような音が響いていました。

写真では伝わらない、“生きている大地”の鼓動。
ロトルアが火山地帯だということを、改めて実感しました。

午後:レッドウッドの森で感じた静けさ

午後は、ロトルア市街からほど近いRedwood Forest(レッドウッドフォレスト)へ。

i-SITEで無料でもらえるマップを手に、木漏れ日の中をゆっくり歩きます。

どこまでも続く赤い木の列。
歩けば歩くほど、心の中のざわめきが消えていくようでした。

「この3日間で、いちばん楽しかったかもしれない」
そう思えるほど、穏やかで、癒される時間でした。

まとめ

ワイオタプの熱気、泥の音、森の匂い。
どれもが“自然と人間の境界”を教えてくれた気がします。

旅を通して少しだけ、「もっと大人にならなきゃな」と思った。

あの地熱のように、静かに、でも確かに心の奥で燃えるものを感じながら。

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uta
関東在住の30代。
WEBデザインやWEBライティングを仕事とし、言葉とデザインの力で「誰かの人生を動かす」ことを信念とし、日々精進中。
日本国内はもちろん、世界を旅しながら、音楽・映画・旅行を綴り、未来へ紡ぐ。
自然や海、星空に心惹かれ、旅先での出会いや縁を大切にしている。
英文科出身のバックグラウンドを活かし、国内外のカルチャーに触れながら、日々新たな発見を求めている。
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