クイーンズタウンからオークランドへ戻り、週末を使ってワイトモ・タウポ・ロトルアを巡る2泊3日の旅に出ました。
利用したのは、現地ツアー会社のAction Tours。
- 2泊3日(朝食付き・夕食なし)
- 他の参加者と相部屋・ドライバー付き
- 料金:$245
格安とも高額とも言い難いけれど、移動・宿・朝食込みでこの内容なら、かなりお得な方かもしれません。

1日目:ワイトモへ。静かな夜のはじまり
ツアー初日は、オークランド→ワイトモへ。
バスは20人ほどの小さめサイズで、乗客のほとんどが団体。
「どこで申し込んだの?」と尋ねると、みんな現地の語学学校経由とのことでした。
一人参加は私だけ。でも不思議と孤独ではなく、同じ方向に向かう人たちの温度を感じる心地よさがありました。


到着した宿は、Caves Motor Inn。
ドライバーさんが受付まで全て手配してくれて、スムーズにチェックイン。
この時点で19:00過ぎでしたが、まだ空はほんのり明るい。
同じツアーで出会った2人の友達と夕食を。
- パスタ:$20
- ハンバーガー:$20
- ポテトフライ:$10
どれもボリューム満点で美味しかった。
宿泊棟は少し離れた別館で、Wi-Fiは無し。静かな夜に包まれた一日でした。









2日目:ワイトモ洞窟で出会う“光の川”
朝食を済ませたあと、ツアーはいよいよワイトモ洞窟探訪へ。
ワイトモには、土ボタルが見られる洞窟が多数あります。
この日は、4つのアクティビティから選択できました。
- Spellbound Glowworm & Cave Tour(写真OK・約60分)
- Waitomo Glowworm Caves(写真NG・約45分)
- Black Water Rafting(写真OK・約3時間)
- Bush Walk(無料)
私は2番目の「Waitomo Glowworm Cave Tour」を選択。
ガイド付きで安心、チケット手配もドライバーさんがしてくれました。















洞窟の中は撮影禁止。
だからこそ、記憶の中にしか残らない光景でした。
ボートに揺られ、真っ暗な洞窟の中を進むと──頭上には、無数の青い光。
まるで夜空をひっくり返したような、幻想的な世界。
息をする音さえ飲み込まれるほどの静寂の中で、「光が生きている」ということを全身で感じました。
洞窟を出ると、目の前に広がる緑の森。
再び地上に戻ったとき、世界が少し明るく見えた気がしました。



ツアーの待ち時間には、ワイトモ中心部のi-SITEへ。
小さなミュージアムが併設されていて、無料で見学できます。
中にはモア(絶滅鳥類)の模型や、洞窟の中を再現した展示も。
本物の土ボタルの輝きには敵わないけれど、あの「暗闇の青」を思い出させてくれる光でした。








緑の中を抜けて、タウポへ。
昼前、ワイトモの森をゆっくり歩きながら出発の時間を待つ。
川のせせらぎ、鳥の声、木々の光。
自然の音だけが響く贅沢な時間。














午後はそのままタウポへ移動。
途中、カフェに立ち寄りコーヒーブレイク。
(店名は不明だけれど、出てくるまで少し時間がかかった…笑)
それもまた、旅の味。





まとめ
たった1日でも、隣の席の人と笑い合ったり、同じ光を見上げたりすると、心の距離は不思議と近づく。
このツアーで出会った友人たちと交わした言葉、洞窟で見た青い光、どれもが“旅は道連れ”という言葉の意味を教えてくれました。
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