【南島観光】テカポからクイーンズタウンへ|テカポ・マウントクック・クイーンズタウンを巡るツアーレポート【NZワーホリ旅行記㉔】

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テカポ湖で一泊した翌朝。
昨日までのミルキーブルーが嘘みたいに、空はどんよりと曇り、湖も静かに灰色を映していました。

それでも、ルピナスの花だけは変わらず咲き誇り、この小さな街に彩りを添えていました。

街中を歩くと、MOAとキウイと羊のモニュメントが。
モア(絶滅鳥類)の大きさに思わず笑ってしまう。
「マオリ族がこれを狩っていたのか」と思うと、ただただ尊敬。もはや恐竜。

目次

日本語ガイド付きツアーで、テカポ→マウントクック→クイーンズタウンへ。

バスまで少し時間があったので、Reflections Café & Restaurantへ。(2025年現在、閉店した模様)

落ち着いた雰囲気の店内で、アールグレイとクッキーを注文。
クッキーはサクサクというより、しっとり系クッキータイム風でとても美味しかった。

今回の移動は、HISの日本語ガイド付きツアーを利用しました。
(intercityでも行けるルートですが、せっかくなので解説付きで!)

結論から言うと、このツアー、めちゃくちゃ良かった。

集合は11:30、テカポ駐車場
青いバスに乗り込むと、運転手さんと日本語ガイドさんの2人体制。
トイレ付きバス&イヤホンで聞ける音声ガイドもあり、快適そのもの。

プカキ湖(Lake Pukaki) ― 曇り空でも美しい青。

最初の立ち寄りはプカキ湖
残念ながらマウントクックは見えず……それでも、ダークブルーとミルキーブルーが混ざり合う湖面は息を呑む美しさ。

晴れていれば、遠くにマウントクックの雪山が映るそうです。

マウントクック村。大雨の中で見た「登れない山」。

次はハーミテージホテル(Hermitage Hotel)で昼休憩。
NZ最高峰・マウントクックを望む絶景スポット……のはずが、この日は土砂降り

代わりに見たのは、登山家エドモンド・ヒラリーの像…が描かれたポストカード。
エベレスト初登頂者で、NZ出身。彼の姿は今も5ドル札の中に残っています。

果物の街道を抜けて。Mrs Jones Fruit Orchardへ。

クイーンズタウンへ向かう途中、風景は再びのどかな田園地帯に。
岩山、ぶどう畑、そして“フルーツのモニュメント”。

ここで立ち寄ったのが、Mrs Jones Fruit Orchard
果物と花に囲まれた、地元で人気の直売所です。

  • チェリー、アプリコット、梨などの量り売り
  • 手作りのジャムや野菜、マヌカハニー
  • 試食コーナーもあり、特に梨が絶品!
  • 店の奥にはオーナー手作りのバラ園も🌹

赤い屋根が目印で、平日は18時まで営業。
閉店間際に訪れたけれど、スタッフさんはとても親切でした。

そして、空には太陽の周りに広がる光の輪(ハロ現象)が。
天気も少しずつ回復して、まるで旅の続きを祝福してくれているようでした。

SHREKという羊と、6年分の毛。

道中の売店で見つけたポスターに書かれていたのは、「SHREK」という伝説の羊。

なんと、6年間も毛刈りから逃げ続けた羊だそう。
もふもふを通り越して、もはや雲。
その羊が過ごしたという森も、実際に車窓から見えました。

彼をモデルにした絵本も販売されていて、クイーンズタウンやオークランドでも探したけど、結局見つからず。
今でもちょっと後悔してます。

クイーンズタウン到着。静かな夜と、8人部屋の独り占め。

旅の終点はクイーンズタウン(Queenstown)
到着は夜遅く、チェックインは無人で、鍵はポストに入っていました。

宿はAspen Lodge
8人部屋+バスルーム付きだったけど、宿泊者は私1人。
久しぶりの2段ベッドを独り占め。広い部屋に響く静けさが、少し心地よかった。

まとめ

長い移動の果てに見えた街の灯り。
マウントクックは見えなかったけれど、果物の香りと羊の話、虹の光と共に、忘れられない一日になりました。

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uta
関東在住の30代。
WEBデザインやWEBライティングを仕事とし、言葉とデザインの力で「誰かの人生を動かす」ことを信念とし、日々精進中。
日本国内はもちろん、世界を旅しながら、音楽・映画・旅行を綴り、未来へ紡ぐ。
自然や海、星空に心惹かれ、旅先での出会いや縁を大切にしている。
英文科出身のバックグラウンドを活かし、国内外のカルチャーに触れながら、日々新たな発見を求めている。
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