ワインの街ネーピアを出て、次の目的地はニュージーランドの首都・ウェリントン(Wellington)へ。
そこからフェリーで北島を離れ、南島へ渡ります。
今回も頼りになる旅の相棒、InterCity(インターシティ)バス。
ニュージーランドを旅するなら、もうこれなしでは生きていけません。
GOLDバスに乗車!ちょっと贅沢な長距離移動
ネーピアのバス停は行きと同じ場所。
到着したのは、なんと「GOLD」と書かれたバス。
一瞬「え?これ乗っていいの!?」と焦りましたが、
運転手さんが「青いシートに座ってね!」とにこやかに案内してくれました。
どうやらこのバス、奥の黒い革張りシートがGOLD会員専用席らしく、
普通席は手前の青いエリア。ちょっと高級感が漂います。
しかも今回はWi-Fi付き!
長距離バスでネットが繋がるのは地味にありがたい…。
(Wi-Fiの有無はバスによってランダムみたいです。)
途中、Palmerston North(パーマストン・ノース)で30分の休憩。
広々として整った街並みが印象的で、どこか落ち着いた雰囲気。
近くのSUBWAY(サブウェイ)でサンドイッチを買って、エネルギーチャージ。
旅の途中で食べるパンって、なんでこんなに美味しいんだろう。


ウェリントン到着。ハリーポッターの世界みたいな駅構内
長旅を終えて、ついにウェリントン到着!
バスはまるで駅のプラットフォームのような場所に滑り込みます。
ふと周りを見渡すと──「9と4分の3番線」のサイン!
まるでハリーポッターの世界。思わず写真を撮ってしまいました📸
外へ出ると、レンガ造りの建物が並ぶ美しい街並み。
首都らしい洗練と、どこかヨーロッパのような空気が漂っています。





宿泊先は「Lodge in the City」。賑やかで、ちょっとワイルドな夜
泊まったのは、BBH系列のバックパッカーズ「Lodge in the City」。
ウェリントン中心部にあり、アクセスは抜群。
8人部屋のドミトリーで、いかにも旅人の宿という雰囲気。
お風呂やベッドはやや古めだけど、交流が楽しいタイプの宿です。
旅の出会いを求める人にはおすすめ。


マウント・ビクトリア展望台へ!絶景と汗だくの登山道
まず最初に向かったのは、地元でも人気の展望スポット Mount Victoria(マウント・ビクトリア)。
途中に見えたカトリック教会の白い尖塔が美しく、振り返るたびに街と海が見渡せます。
ただし…!道のりはかなり急勾配。
「軽い散歩」のつもりが、完全に登山。
水は必ず持って行った方がいいです。
頂上からの景色は圧巻。
ウェリントンの港町が一望できる絶景に、息を呑みました。









ビーチへ降りて、夏とビールと海風と。
下山後は、教会の横の階段を降りて海へ。
青く輝くビーチが広がっていて、地元の人々で大賑わい。
潮風を感じながら歩く海沿いの道には、アートのようなモニュメントや、地元のカフェ、バーが立ち並びます。
その中の一軒で、$10のビールをオーダー。
グラス越しに見る水平線、波の音、少し塩気を感じる風。
「これが最高の夏だな」と思いました。









チョコレートファクトリーで甘い寄り道
街を歩いていると、甘い香りに誘われてWellington Chocolate Factoryへ。
カカオの香りに包まれた店内には、アートのようなチョコレートがずらり。
ホットチョコレートが人気とのことで、ミントチョコを購入。
ふわっと軽くて、口の中でとろけるような味わい。








絶品!The Chippery のフィッシュ&チップス
ウェリントンで食べたものの中で、間違いなくNo.1。
それが**The Chippery(ザ・チッペリー)**のフィッシュ&チップス。
こぢんまりとしたお店ですが、壁に並ぶメニューを眺めながら、自分で魚の種類を選ぶスタイル。
名前を伝えて10分ほど待つと、かわいい箱入りの料理が登場!
揚げたてサクサクで、油っこくない。
ビーチ帰りにぴったりの、ニュージーランドらしい味です。
フォークとナイフはセルフサービス。
持ち帰って海辺で食べるのも最高です。







まとめ
ウェリントンの港に沈む夕日を見ながら、手にはビール、足元には海のきらめき。
この街では、何をしても絵になる。
坂道の風も、波の音も、笑い声も──全部が「夏」という季節の中で溶けていきました。
ニュージーランド・ウェリントン。
ビール片手に、海風を感じながら過ごす夏。
そして、フィッシュ&チップスを頬張る幸せ。
旅の中で見つけた“日常のごちそう”が、今も忘れられません。
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