【市民は無料!?】Auckland War Memorial Museumの見どころ完全ガイド【NZワーホリ旅行記⑩】

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今日は、天気がころころ変わるオークランドで見つけた街中の癒しスポット、Auckland War Memorial Museum(オークランド・ウォー・メモリアル博物館)を紹介します。

街の中心地から歩いて30分ほど、緑あふれるドメイン公園の中に静かに佇む白い建物。
自然と歴史、そしてアートが調和するこの場所は、まるで“時間がゆっくり流れる空間”のようでした。

オークランド市民なら、この博物館は無料で入館できます。
入り口の案内にも「FREE(市民無料)」の文字。観光客は25ドルなので、これはかなりお得。

必要なのは、オークランド図書カード(Library Card)のみ。
パスポートと住所証明書があれば簡単に作れます。
(私は一応持っていきましたが、入場時は見せる必要がありませんでした。スタッフによるのかも?)

目次

一階|マオリ文化と太平洋のルーツ

最初のフロアでは、ニュージーランドの先住民・マオリ族の文化が紹介されています。
彫刻やカヌー、伝統的な衣装など、どれも圧倒されるほど美しい。

映画『モアナと伝説の海』の登場人物のルーツがここにあると言われていて、
展示を見ながら「あ、この世界観!」と心が躍りました。

巨大な木の船が展示されていて、まるで“モアナの世界”に入り込んだような気分になります。

二階|火山・恐竜・宇宙。ニュージーランドの自然を詰め込んだフロア

2階は一転して、自然科学と地球の神秘がテーマ。
火山・蝶・恐竜・宇宙などが一堂に集まり、博物館の魅力がぎゅっと詰まった空間です。

特に印象に残ったのが、学生たちの書道作品
「ふゆのほし 空でかがやき 寂しそう」
という一句に思わず立ち止まりました。

冬の静けさをこんなにもやさしく表現できるなんて――
ニュージーランドの学生、感性が豊かすぎません?

三階|戦争と平和を見つめるフロア

最上階は、少し空気が変わります。
テーマは「戦争」。第一次・第二次世界大戦の資料や、日本の零戦(ゼロ戦)の展示もありました。

静まり返った空間の中に、光が差し込むステンドグラスのホールがあり、
色鮮やかな光に包まれながら「平和の尊さ」を感じました。

蝶の展示と無料の植物園で癒されて

展示を見終えたあと、気持ちをやわらげてくれたのが蝶の展示コーナー
カラフルな標本が並び、思わずカメラを向けたくなる可愛らしさです。

さらに博物館のすぐ裏には、無料の植物園が!
色とりどりの花が咲く温室や噴水のある庭園は、誰でも入場できます。
公園の中では、アヒルたちが列を作って歩いていて、なんだか絵本の世界みたいでした。

まとめ

Auckland War Memorial Museumの展示のボリュームは圧倒的で、ざっと回っても3時間、
じっくり見たい人は5〜6時間かけても飽きません。

観光で来る人には少し重めの内容かもしれないけれど、雨の日やゆっくり過ごしたい日にはぴったり。

博物館のあとは、隣の植物園で一休みするのがおすすめです。
心がすっと整うような、静かであたたかい時間を過ごせますよ。

住所The Auckland Domain Parnell, Auckland New Zealand
HPhttps://www.aucklandmuseum.com/

最後に、おすすめのチョコレートとオークランドの市内を。

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uta
関東在住の30代。
WEBデザインやWEBライティングを仕事とし、言葉とデザインの力で「誰かの人生を動かす」ことを信念とし、日々精進中。
日本国内はもちろん、世界を旅しながら、音楽・映画・旅行を綴り、未来へ紡ぐ。
自然や海、星空に心惹かれ、旅先での出会いや縁を大切にしている。
英文科出身のバックグラウンドを活かし、国内外のカルチャーに触れながら、日々新たな発見を求めている。
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