海辺がきらめく「タマキドライブ」散歩記|ミッションベイまで続く絶景ロード【NZワーホリ旅行記⑨】

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港で開催されていた写真展の中で、特に目を惹いた一枚を。
水面に映る光がゆらめき、まるで街全体が反射しているようでした。

そのあと、天気がとても良かったので「タマキドライブ」を歩いてきました。

目次

タマキドライブとは?

「タマキドライブ(Tamaki Drive)」は、オークランド中心部(CBD)からミッションベイをつなぐ人気の海沿いルート
ドライブコースとして有名ですが、ランニングやサイクリングを楽しむ人も多く、地元の人たちの“憩いの道”になっています。

潮風を感じながら歩いていると、途中にこんなカラフルなコンテナが並んでいたり、ライブやコンサートが開かれる「スパークアリーナ(Spark Arena)」が見えたり。

青空と透き通るような海を眺めながら進むと、遠くにミッションベイ(Mission Bay)の景色が見えてきます。
その瞬間が、本当に気持ちいいんです。

海のきらめきと街のリズム

途中には水族館「Kelly Tarlton’s SEA LIFE Aquarium」もあります。

ガラス越しに光が反射する海面を見ながら歩く時間は、まるで小さな旅。波のリズムに合わせて気持ちが軽くなっていくようでした。

そしてたどり着くのが――ミッションベイ!

青空、白い砂浜、穏やかな風。
街の喧騒から少し離れたこの場所で、ゆっくり深呼吸。

まったりできて、どこか懐かしいような落ち着いた雰囲気が広がっています。
オークランドでは、ちょうど春の気配を感じ始めていました。

港の静けさと、マオリ語のあたたかさ

市内に戻り、再び港の方へ。
波の音を聞きながら、ベンチに腰掛けてただ海を眺める――そんな時間が最高です。

この港エリアは無料開放ゾーンになっていて、誰でも気軽に訪れることができます。

ちなみに「タマキ(Tamaki)」とは、マオリ語で“オークランド”を意味する言葉。
街中を歩くと、マオリ語の看板や標識をよく見かけます。

最初は「ん? これどう読むんだろう?」と思うけれど、
何度も見ているうちに少しずつ意味がわかってきて、それがまた面白いんです。

発音もどこか日本語に似ていて、親近感を覚えます。

現地の人たちは普段英語で会話していますが、
挨拶のときにマオリ語を少し使うだけで、笑顔を返してくれることもあります。

たとえば「Kia Ora(キアオラ)」は“こんにちは”の意味。
たったそれだけでも、ぐっと距離が近づく気がします。

Ponsonbyで過ごす夜

木曜日の夜は、Ponsonby CentralにあるアルゼンチンBBQのお店へ。
El Sizzling Chorizo」という人気店で、ラム肉がとろけるように美味しかったです。

住所136/138 Ponsonby Road, Ponsonby, Auckland 1011 NewZealand
HPhttps://www.elsizzlingchorizo.co.nz/

そのほかにも、町中の餃子屋さんで焼き餃子を食べたり、
朝はマフィンを頬張ったり、
スーパーでは1ドルの炭酸を買って帰ったり――。

そんな小さな日常が、旅をより豊かにしてくれます。

まとめ

オークランドを訪れるなら、タマキドライブは絶対に歩いてほしい
車窓から見る景色も素敵だけれど、潮風を肌で感じながら、自分の足で進むその道は、きっと特別な時間になるはずです。

光が反射する海面、笑い声、風の匂い――
そのひとつひとつが、心の中に残る“海辺の乱反射”のように、静かに輝いていました。

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uta
関東在住の30代。
WEBデザインやWEBライティングを仕事とし、言葉とデザインの力で「誰かの人生を動かす」ことを信念とし、日々精進中。
日本国内はもちろん、世界を旅しながら、音楽・映画・旅行を綴り、未来へ紡ぐ。
自然や海、星空に心惹かれ、旅先での出会いや縁を大切にしている。
英文科出身のバックグラウンドを活かし、国内外のカルチャーに触れながら、日々新たな発見を求めている。
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