ニュージーランドのワーホリ中、私が「行ってよかった」と思ったのが、オークランドの映画館 EVENT Cinemas でした。
せっかく海外で暮らすなら、「現地の映画館ってどんな空気?」「日本と何が違う?」って、一度は体験してみたくなりませんか?
派手な観光地じゃないのに、その国の生活感がいちばん分かる場所って、案外こういう日常スポットだったりします。
しかも映画館は、雨の日・夜の過ごし方・節約しながらの気分転換にちょうどいい。ワーホリ中って休日の過ごし方がワンパターンになりやすいからこそ、“何もしない時間”を堂々と作れる場所は貴重でした。
この記事では、オークランド中心部で利用しやすい EVENT Cinemas Queen Streetの館内の雰囲気や飲食ルールについてまとめました。
後半では、そこで観た『プーと大人になった僕(Christopher Robin)』がくれた、ワーホリ中の“休むこと”の大切さも記載します!
EVENT Cinemasとは?ニュージーランドの代表的映画館チェーン
私が利用したのは、中心部にあるEvent Cinemas Queen Street(Metro Building内)!
クイーンストリート沿いでアクセスがよく、観光の合間にも立ち寄りやすい立地です。
映画館の料金は上映形式や時間帯で変動しますが、通常チケットはおおむね18~21NZドル前後が目安。日本と大きくは変わりません。
少しでも抑えたいなら、会員制度「Cinebuzz」の活用が有効です。
特定曜日の割引などがあり、長期滞在者ほど恩恵を受けやすい仕組みです。
「海外の映画館は高そう」と不安になるかもしれませんが、外食やアクティビティと比べると、コスパの安定感は高いと感じました。
また、EVENT Cinemasは外部からの飲食物持ち込みは禁止(水を除く)が原則。日本と同じ感覚で考えて問題ありません。
売店のポップコーンは箱入りで提供され、海外らしい雰囲気。価格は小サイズで約6NZドル前後と、日本のシネコンと近い水準です。
また、日本のように厳密な入場案内は少なく、上映直前に観客が集まるのもニュージーランドらしいポイント。ロビーはネオン調で開放感があり、肩の力を抜いて過ごせます。








実際に観た『プーと大人になった僕』体験談
私が観た作品はディズニー映画「プーと大人になった僕(Christopher Robin)」。
正直、想像以上でした。
大人になって働いて、疲れて、“何かを忘れてしまった人たちのための映画”といってもいい。
物語は、大人になり仕事中心の生活を送るクリストファー・ロビンが、再びプーと出会うところから始まります。
まず、ディズニーのロゴが出て、シンデレラ城に虹が架かるシーン。
たったそれだけで涙が出てきたのは、子供の頃の記憶を一気に呼び覚まされたから。
大人になるほど忘れてしまう「無邪気さ」や「遊ぶ心」。
あの数秒は、私にとってその記憶への扉でした。
クリストファーは結婚し父となり、朝から晩まで仕事に追われる毎日。
一方、プーは何も変わらない。
お腹が空いたらハチミツを探し、疲れたらのんびり歩く。
「風船でハチミツを取ろうよ」「ねぇ、遊ぼうよ」
そんなプーの言葉は子供そのもの。
そしてその“子供心”こそ、クリストファーが一度失ってしまったもの。
会社へ急ぐクリストファーに、プーが言います。
「会社のバッグは、風船よりも大切なものなの?」
この言葉が強烈に胸に刺さった。
いつから私たちは“風船より仕事”を選ぶようになったんだろう。
そして、終盤で訪れる“子供心”の復活。
会社の大事な会議で資料を忘れるという大失態のシーン。
しかし、プーたちが届けてくれて事なきを得ます。
そしてクリストファーは、ようやく気づくのです。
「もっと休んでいい。家族と過ごす時間が大事なんだ。」
この作品のテーマは“休むこと”。
ワーホリ生活は刺激が多い反面、知らず知らずに無理をします。そんなとき、静かな館内で物語に身を委ねる時間は、思った以上に心を整えてくれました。
観光は移動や体験だけでなく、「立ち止まる時間」も含めて完成する。映画館は、その余白をつくる場所だと感じます。

まとめ
今回は、 EVENT Cinemas Queen Streetの館内の雰囲気や飲食ルールについてまとめました。
観光スポットを次々と回るだけでは見えてこない、その街の“普通の時間”。
映画館は、まさにその空気に自然に溶け込める場所でした。予定を詰め込みすぎて少し疲れた日や、雨でプランが崩れた日こそ、映画館という余白を入れてみる。たった2時間でも、滞在の質は驚くほど変わります。
次のオフの日は、上映スケジュールを一度チェックしてみてください。
あらかじめ「今日は映画館の日」と決めておくだけで、夜の過ごし方に迷わなくなります。
移動し続けることだけが旅ではありません。意識して休む時間を組み込むことも、オークランドを長く心地よく楽しむための、賢い選択ですよ!

