【ニュージーランド】テプケのキウイ工場でワーホリ体験|小さな町のリアルな暮らし【NZワーホリ旅行記⑯】

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オークランドからついにテプケ(Te Puke)の街へ引っ越した時のお話です。
出発はスカイタワー下のバスステーション
。チケットは窓口またはInterCity公式サイトから購入できます。

紙一枚のチケットを手に、バス旅スタート。
荷物は自分でトランクに入れ、スタッフに名前を確認してもらって乗車します。

途中の道はかなり混雑。ロトルア到着は予定より遅れて17:30。
「乗り換えのバスが待っています」と運転手のアナウンスにほっとして、再出発。
車窓からはニュージーランドらしい美しい夕日が見えました。

目次

小さな町・テプケに到着

ついにテプケの街へ到着!
30分も歩けば全域を回れてしまうほどの小さな町。

近くには広い高校のグラウンドがあり、桜が咲く春はとても綺麗。
公園のベンチで空を見ながら過ごす時間が、最高の癒し。

週末は可愛いカフェでまったり。
注文したのはフラットホワイトとラズベリーブラウニー
NZで飲んだコーヒーの中で一番美味しかったかも。
テイクアウトして、向かいの公園でのんびり過ごすのもおすすめ。

もう一軒は、地元で人気のBig Bake Bakery
$3のハンバーガーを頼んだら、想像以上のボリューム!
パンやケーキも豊富で、小さな町とは思えないクオリティ。

週末の楽しみ|タウランガで中華料理&ケーキ

車で約20分のタウランガ(Tauranga)へ。
ローカルな中華料理店では、家のオーナーが持ち込んだ魚をその場で調理してくれました。
回転テーブルを囲んで食べる中華ディナー。どの料理も絶品、特にその魚は忘れられない味。

食後は近くのケーキ屋さんでケーキを購入!
ニュージーランドの田舎でも、美味しいスイーツ文化がしっかり根付いています。

キウイ工場での仕事体験|単純作業と現実の壁

テプケに来た理由はただひとつ。「キウイフルーツの仕事がしたかった」からです。

ワーホリの目的だったシーズナルジョブ(季節労働)を叶えるため、家のオーナーが紹介してくれたTravelyan’s社(トラべリアン)で働くことに。

朝7:15に受付で手続きし、8:00から説明会。
「良いキウイと悪いキウイの見分け方」を教わるも、英語が難しくてほぼ理解不能。笑

仕事はリパック(Repac)という検品作業。
コンベアで流れてくる箱の中のキウイを一つずつ確認する地味な仕事。
単純作業すぎて正直、「早く辞めたい」と思いました。

男性はスタッカーという、キウイの箱を積む力仕事がメイン。

でも嬉しいのは、毎日無料でキウイとアボカドがもらえること。
疲れて帰っても、フルーツが待っているのはちょっと幸せ。

最大の試練は「職場までの足」。
車がない私は、通勤手段がなく、オーナーに相談すると「自分でドライバーを探して」と。

英語もままならず、同僚に声をかけても全員に“No”と言われて絶望。
結局、同じ家の住人に毎日送ってもらうことになりました。
情けなさと孤独、でも少しずつ慣れていく日々。

図書館とマーケットで見つけた“穏やかな日常”

テプケの図書館は驚くほど立派。
無料Wi-Fiに広々した読書スペース、本も$1で買える!
田舎の暇つぶしには最高の場所。

また、週末にはローカルマーケットも開催。
車のトランクを開けて商品を並べる、まさにNZ版フリーマーケット
フルーツ、古着、クラフト品…歩くだけで楽しい。

そして街のあちこちに小さなアートや花が咲き、のんびりした時間が流れていました。

スーパー事情|カウントダウン派の理由

NZには2つの主要スーパーがあります。
1️⃣ Countdown(カウントダウン):安くて庶民的。西友っぽい雰囲気。
2️⃣ New World(ニューワールド):高級志向、東急ストア的。

私は断然カウントダウン派!
ただし、ある日ナゲットを購入した際、レシートに“2袋”と誤記されており、
写真を見せて返金してもらいました。
スタッフの対応は親切で、現金で$9返金。
素直で誠実な国民性を感じた瞬間でした。

まとめ

テプケにはローズガーデンやお土産屋、春には満開の桜。
映画館もあり、田舎ながらも文化の香りが残る町です。

毎日同じ景色でも、見方を変えれば発見がある。
見ず知らずの人の誕生日を祝うような距離の近さと、穏やかな時間。

まだまだ旅は続きます——。

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uta
関東在住の30代。
WEBデザインやWEBライティングを仕事とし、言葉とデザインの力で「誰かの人生を動かす」ことを信念とし、日々精進中。
日本国内はもちろん、世界を旅しながら、音楽・映画・旅行を綴り、未来へ紡ぐ。
自然や海、星空に心惹かれ、旅先での出会いや縁を大切にしている。
英文科出身のバックグラウンドを活かし、国内外のカルチャーに触れながら、日々新たな発見を求めている。
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