【ランギトト島】オークランド発・無人島トレッキングで遭難!? 生きる実感を味わった体験記【NZワーホリ旅行記⑭】

  • URLをコピーしました!

今回は、オークランドの中心地からフェリーで行ける人気スポット ランギトト島(Rangitoto Island) を訪れた日の記録。
火山島ならではの黒い溶岩、手つかずの自然、そして想像を超えた遭難級の体験…。

「ランギトト島ってどんな場所?」
「初心者でも登れる?
「遭難って本当にあるの?」

——この3つの疑問を抱える人に、実体験をもとに“リアルなランギトト島”をお届けします。
「絶景トレッキング」が「生きる実感を味わうサバイバル旅」に変わった1日でした。

目次

オークランドからランギトト島へ

ランギトト島へのアクセスはとても簡単。
オークランドの中心部・フェリーターミナルから 30分ほど乗るだけで、別世界の無人島へ行けます。

「都市生活と大自然の距離が近い」、これこそニュージーランドの魅力です。

大きな建物がフェリー乗り場の目印。
チケットは当日購入もOKで、土日の朝便は少し安くなることもあります。

二階建てのフェリーは観光客にも人気で、眺めがとにかく良い。
海風を浴びながら進む時間は、“旅が始まるワクワク”に満ちています。

通常の港は左下にあるのですが、この日は天候の影響で右下の桟橋に到着。

島は意外と広く、港が違うだけで歩くルートが変わるため、不安な人はスタッフに必ず確認を!

ランギトト島には 売店ゼロ・自販機ゼロ・Wi-Fiゼロ
水と食料は絶対に持参必須です。

トイレは数か所ありますが、登山者用の簡易型。
思っていた以上に綺麗で安心しました。

道中には、ランギトト島の象徴ともいえる“黒い溶岩地帯”が広がります。

写真では伝わりにくいのですが、「地球の歴史の上を歩いている」と実感させられるほどの迫力。

山頂の絶景と、思わぬトラブルの始まり

ランギトト島の展望台は、間違いなくオークランドTOPクラスの絶景ポイント!
街・海・火山島の景色が360度に広がり、ここだけで来る価値がある。
しかし、この美しすぎる瞬間が“油断”につながりました。

下山していたはずが、見覚えのない光景。

気づいた時には、立ち入り禁止ルートに迷い込んでいました。

そこから雨が降り始め、洞窟エリアに到着。

洞窟の入口には分岐が複数あり、先は真っ暗。
観光地といえど自然の洞窟なので、想像以上に危険です。

懐中電灯・長袖・歩きやすい靴は絶対必須。

スマホは圏外。頼れるのは持参したライトと自分の感覚のみ。

そして、地図の見間違いから、最難関ルートへ突入。
15分歩いても景色が変わらず、方向感覚は徐々に狂っていく……。

雨は強まり、足元は泥と溶岩で滑りやすい。
手は切れ、傘は壊れ、地図はぐしゃぐしゃ。

「帰れないかもしれない」そんな言葉が頭をよぎりました。

遭難中、グーグルマップが一瞬つながり、自分の現在地を見たときの絶望感は今でも忘れられません。

そんな中で助けになったのが…

  • iPodに残っていた音楽
  • ポケットの中の小さなチョコレート

この2つ。
焦ったら終わる。落ち着くことが生き延びる第一歩です。

モトゥタプ島へ、そして虹のエンディング

どうにか森を抜け、フェリー乗り場の近くへ戻ると、まだ船までは時間がありました。
せっかくなので、お隣の モトゥタプ島(Motutapu Island) へも足を伸ばすことに。

モトゥタプ島はキャンプ場もあり、牛や鳥がのびのび暮らす平和な場所。
ランギトト島の荒々しい自然とは対照的で、心がふっと軽くなる静けさに包まれます。

遭難寸前まで追い込まれた数時間。
そのすべてが報われるように、海の向こうに弧を描く大きな虹。

「生きるって、本当にすごい。」
そんな言葉が自然と口からこぼれた瞬間でした。

まとめ

今回のランギトト島トレッキングで痛感したこと。

  • 天気を甘く見ると危険
  • ルート判断は慎重に
  • 必要装備なしは命取り
  • スマホ圏外になる場所は多い

そして何より、自然は美しいけれど、こちらの都合には合わせてくれないと言うこと。

ただ、そんな厳しい自然に向き合ったからこそ味わえた「生きている実感」は、旅の中でも特別でした。

READ MORE

記事が見つかりませんでした。

uta
関東在住の30代。
WEBデザインやWEBライティングを仕事とし、言葉とデザインの力で「誰かの人生を動かす」ことを信念とし、日々精進中。
日本国内はもちろん、世界を旅しながら、音楽・映画・旅行を綴り、未来へ紡ぐ。
自然や海、星空に心惹かれ、旅先での出会いや縁を大切にしている。
英文科出身のバックグラウンドを活かし、国内外のカルチャーに触れながら、日々新たな発見を求めている。
SHARE
  • URLをコピーしました!
目次