go!go!vanillasとは?
go!go!vanillas(ゴーゴーバニラズ)は、2013年にデビューした日本のロックバンド。疾走感のあるメロディとレトロなロックサウンドが特徴で、牧 達弥(vo/g)、柳沢 進太郎(g)、長谷川プリティ敬祐(ba)、ジェットセイヤ(dr)からなる4ピース・バンドである。「エマ」や「お子さまプレート」など、キャッチーなメロディが人気で、エネルギッシュなライブパフォーマンスでも定評がある。
2025年3月8日 Lab. TOUR 2024-2025 / 日本武道館 セットリスト
SE. Lab.
- HIBITANTAN
- 青いの。
- デッドマンズチェイス
- Super Star Child
- LIFE IS BEAUTIFUL
- クライベイビー
- クロスロオオオード
- エマ
- SHAKE
- Persona
- イノセンス
- バイバイカラー
- 手紙
- 馬の骨
- 平安
- カウンターアクション
- 来来来
- マジック
- 平成ペイン
- Leyline
En.1 パンドラ
En.2 Moonshine
En.3 FUZZ LOVE
ライブレポ
go!go!vanillas ゴーゴーバニラズ 「Lab. TOUR 2024-2025」 2025年3月8日@日本武道館 1日目。
最後に彼らのステージを見たのは、2024年1月12日〜13日にZepp Osaka Baysideで開催された「DREAMS TOUR 2023-2024」以来だった。
今回の公演のチケットを申し込んだのは2024年6月15日。その日からずっと、この日を心待ちにしていた。

入場前の日本武道館の様子
この日の東京はあいにくの雨模様。17:30頃、武道館前の様子を確認すると、グッズ売り場にはまだ余裕があり、並びも少なめだった。





また、会場前には多くのフラワースタンドが並び、様々なアーティストや企業から祝福のメッセージが届けられていた。
・ストレイテナー
・菅田将暉
・JUN SKY WALKER(S)
・木村カエラ
・w.o.d
・リュックと添い寝ごはん
・ロックアンセム – BY ROCK LOVERS , FOR ROCK LOVERS
・SPACE SHOWER
・U-NEXT メディアプロモーション部
・amazon music



さらに、定番となったフォトスポットも設置されており、17:30時点では10人ほどが並ぶ程度で、比較的スムーズに撮影ができる状況だった。



開場時間は17:00、開演は18:00。17:50頃にスムーズに入場。



武道館はトイレや自動販売機が充実しており、利便性の高さを改めて実感した。
18:03、待ちに待ったgo!go!vanillasのステージが幕を開けた。
バニラズが日本武道館でライブをするのは今回が3回目。
1回目は2020年11月23日「ROAD TO AMAZING BUDOKAN TOUR 2020 -FINAL-」。コロナ禍で声が出せない状況だった。
そして2回目は、2022年9月30日「My Favorite Things」。この時のMCで牧が、「次に武道館でライブをする時は2Daysで」と言っていたことを今でも覚えている。
そして今回3回目、その言葉通りに日本武道館2Daysが開催されたのだ。
1回目の360度ステージではなく、今回は前方にステージがある形だった。
ステージは、今回のアルバムテーマである「白と黒」を基調としたデザインで構成されており、その様子はまるで巨大なキーボードの鍵盤のようにも見えた。
中央のくぼんだスペースにはバニラズのメンバー4人が配置され、その上段にはサポートバンドのメンバーが立つという、立体的かつドラマティックな演出が印象的だった。
キーボード(1) – Keyboard
井上 惇志 (showmore) @jiding0301
Takumadrops @Takumadrops
トランペット – Trumpet
山田丈造 @0390ozekat
サックス – Saxophone
曽我部泰紀 @yasukiphone
このライブは、2024年11月6日にリリースされたアルバム『Lab.(ラブ)』を引っ提げて行われた全国ツアーの一環。全16会場・21公演という、バンド史上最大規模の挑戦となった。
<LIVE HOUSE & HALL編>
– 2024年 –
11月27日(水) 東京・Zepp Haneda
11月28日(木) 東京・Zepp Haneda
12月4日(水) 大阪・Zepp Osaka Bayside
12月5日(木) 大阪・Zepp Osaka Bayside
– 2025年 –
1月18日(土) 静岡・静岡市民会館 大ホール
2月7日(金) 愛知・Zepp Nagoya
2月8日(土) 愛知・Zepp Nagoya
2月14日(金) 福岡・Zepp Fukuoka
2月15日(土) 福岡・Zepp Fukuoka
2月22日(土) 石川・本多の森北電ホール
2月24日(月祝) 新潟・新潟テルサ
3月2日(日) 北海道・Zepp Sapporo
3月20日(木祝) 秋田・秋田CLUB SWINDLE
3月22日(土) 宮城・仙台GIGS
3月29日(土) 長崎・ベネックス長崎ブリックホール
3月30日(日) 大分・別府ビーコンプラザ フィルハーモニアホール
4月12日(土) 広島・広島 上野学園ホール
4月13日(日) 香川・サンポートホール高松 大ホール
<ARENA編>
– 2025年 –
3月8日(土) 東京・日本武道館
3月9日(日) 東京・日本武道館
4月20日(日) 大阪・大阪城ホール
ライブの展開は終始スピード感に満ちており、キーボード、トランペット、サックスといったサポートメンバーの演奏が加わることで、ジャズの要素がより色濃く際立っていた。
また、照明演出が極めて印象深く、ある時は会場が満天の星空のようにきらめき、ある時は荘厳な教会の中にいるかのような神聖な空間に変貌。
音楽と光が一体となって、観客を非日常の世界へと誘っていた。
セットリストには、2021年3月のコロナ禍にリリースされたアルバム「PANDORA」からの楽曲も多く含まれていた。
当時は声を出せない状況下でのリリースだったこともあり、「今、こうして皆の声を聞ける場で届けたかった」と、MCで牧が語った言葉が胸に残る。
約2時間にわたる熱演が幕を閉じ、会場を出ると、外には静かに雪が舞っていた。その幻想的な光景は、ライブの余韻と相まって、まるで夢の中のようだった。
まとめ
今回は、go!go!vanillas(ゴーゴーバニラズ)が2025年3月8日に日本武道館で開催したワンマンライブ初日のセットリストとライブの感想をお届けしました。
バンド史上最大規模のツアーも、いよいよ今月4月にフィナーレを迎えます。
この特別なタイミングで、ぜひバニラズが創り出す唯一無二の音楽世界を、あなたの五感で体感してみてください。